バイク保険にも車と同様で「自賠責保険」と「任意保険」という2つの保険が存在しています。
「自動車」の保険について詳しい内容はこちらに記載されています。
今回は、バイクの任意保険についてお話していこうと思います。
“マニーハッくん”
入らないままバイクに乗ると人生が破滅してしまうかもしれません…。
目次
バイクにおける任意保険の加入率は?
そもそも車やバイクにおいては、「任意」という言葉が指すように入るかどうかは自分次第ということになりますよね。
入らなくても義務じゃないので普通に乗れますし、加入率を見ると任意保険に入らない人は一定数います。
しかし、当然「じゃあ加入しなくてもいいんだ」というわけではありません。
もしも交通事故を起こしてしまった時、自賠責保険の補償の対象外だったり補償金の不足だったりで大変な目に合うことが多いです。
…にも関わらず、バイクの任意保険に加入してる人って実は非常に少なく、加入率は50%にも満たないのです。
※出典 : 損害保険料率算出機構 P112 ~P113
当然、これだけ任意保険に入らない人がいるわけですから、他人を事故に巻き込んだ結果、生活費のほとんどを借金として返済している人も多くいます。
そうなってしまえば一気に破滅してしまいます。
なので、しっかり自分に合ったプランを見つけ、必ず任意保険に入ることを勧めます。
任意保険に入るべき理由
以前、レッドバロンの店員さんに聞いた話によると、やはりバイクの任意保険加入率は50%にも満たないと言われました。
どうして入らない人が多いのでしょう?
なぜ未加入が多いのか
実際に入ってない知人に聞いてみましたが、単純に「必要ない」「無駄」と思ったからのようで、具体的な回答は得られませんでした。
バイクは車と違って250cc以下のバイクは車検が不要ですから、維持費を抑える目的で入らないのはありそうですね。
後は単純にリサーチ、知識不足で「自賠責だけで十分」と思う人もいそうです。
あまりバイクに乗らないとか、ロングツーリングしないから無駄とか様々な考えがあって入らない人が多いかもしれませんね。
万が一の時、一生賠償金を払い続けないといけない
実際に事故を起こしてしまった際に、自賠責保険だけだとだいたい補償額が足りません。
さらに、対物や自身の怪我による補償は自賠責は対象外なので、このようなパターンで発生する慰謝料と治療費は全額負担となってしまいます。
ましてや相手を死亡させてしまった場合、賠償額が「億」に達することも普通にあり、自賠責の死亡保障である3,000万円の範囲を大きく超えます。
当然のように一般人が支払える額ではなく…
「相手を死亡させる事故なんて起こさんやろ」と謎の自信を持って任意保険に入らなかった人が、毎年どれだけ後悔してきたことでしょう。
相手が予測不能な動きを突然してくることって、公共道路では日常茶飯事です。
あなたも自信があるのについつい「やってしまった」「こんなはずじゃなかった」なんてこと、かなり小さいものでもありませんでしたか? 私はあります。 人間である以上、失敗は尽きないので、いざという時に備えるのは非常に重要だと思いますし無駄なことなんてないでしょう。 どうか加入率に惑わされず、保険に入ってない人に格の違いを見せてあげて下さい。 任意保険を提供しているのは、共済や保険会社なので、 どの任意保険に入るかによってサービス、保険料が異なります。 しっかりと自分に合った任意保険を探して加入することを強く推奨しています。 バイクの任意保険の保証内容に関しては以下のようになっています。 バイクで他人を怪我、死亡させてしまった場合に補償される保険です。 補償金額は任意でいくらでも上げられます。 バイクで他人の所有物、主に家屋や車、塀やお店などに該当します。 対人同様で任意で補償金額はいくらでも上げられます。 契約しているバイクで事故を起こして相手ドライバーと搭乗者を死傷させてしまった場合に発生する補償です。 こちらに過失が多い場合にもしっかり補償されます。 タンデムなど、同じバイクに搭乗している人が死傷した際に支払われる補償です。 上の人身傷害保険とは完全に別物なのでこちらはこちらで支払われます。 バイクが事故により損壊した場合の補償内容です。 購入したバイクが廃車になってもこの保険金で別のバイクを購入出来ます。 ただし非常に高額で加入率も低いです。 バイクの値段にもよりますが、この保険に入るくらいなら実費で新しい車体を買ったほうが安上がりレベルなのでさすがになくてもいいとは個人的に思います。 (最終判断は自己責任でお願いします。) 契約しているあなたのバイクが任意保険に加入していないバイクとの事故で、相手や搭乗者が死傷した場合の補償です。 相手が無保険だとこちら側も基本泣きを見るのですが、これがあれば大幅に賠償が軽減されます。 バイク保険を選ぶなら、上でも紹介した対人対物などを中心にしっかりお値段を相談し、ロードサービスやその他のサービス内容も全て含めてしっかり検討して下さい。 ご存知かもしれませんが、無事故無違反のまま1年を過ごせば保険料は安くなったりします。 やはり車と違って守ってくれる装甲がなく体が常に外にオープンで出して走るので、重大な怪我や死に至りやすい乗り物です。 故に治療費もかなり膨大になりやすく、相手に過失があったとしても相手が無保険だと全て自分に降りかかることもあります。 考えるだけでも恐ろしいですよね。 保険の加入は絶対にしておきましょう! バイクの任意保険の内容と選び方は?
対人賠償保険
対物賠償保険
人身傷害保険
搭乗者障害保険
車両保険
無保険車傷害保険
まとめ