国の政策であるキャッシュレス・消費者還元事業が2020年6月30日で終了します。
この政策をきっかけでキャッシュレス決済を始めた人は多いのではないでしょうか。
先日、読売新聞オンラインでこのような記事が上げられていました。
「今月末でポイント還元終了、キャッシュレス普及の効果・・・今後は不透明」
この記事よると、現在のキャッシュレスの普及率は26.8%となっています。
政府は2025年までに40%の普及率を目標としていますが、まだまだ遠い感じです。
“ぼく”
すでにキャッシュレス決済を使っている人はこのように疑問に思うと思います。
この記事では、どうしてキャッシュレス決済が普及していないのかをまとめてみました。
目次
キャッシュレス決済に対応していないお店
大きいお店なら何かしらのキャッシュレス決済ができるようになっていると思います。
しかし、小さいお店はキャッシュレス決済に対応してないときがあります。
そうなると、お客さんは現金で支払うことになります。
どうしておトクになるキャッシュレス決済に対応していないのでしょうか。
その理由は次の2つとなります。
- 導入費用・手数料などのコスト
- 決済から入金までの時間差
これをもっと詳しくみていきます。
①導入費用・手数料などのコスト
キャッシュレス決済の導入には、クレジットカード決済やQRコード決済に対応した端末を導入しなければいけません。
この費用が小さいお店だと負担が大きいです。
さらにこの初期費用のほかに、決済のたびにクレジットカード会社などに加盟店手数料を支払わなければいけません。
この手数料の負担もとても大きく、売り上げの数パーセントも取られてしまいます。
今まで現金での支払いでは必要なかった手数料が小さいお店には負担が多く、利益の悪化に繋がってしまいます。
②決済から入金までの時間差
キャッシュレス決済でお買い物をしてから、実際にお店に入金されるまでには、一定の時間がかかります。
そのため、売上の変動が大きいお店や規模が小さいお店の場合、資金繰りが難しくなります。
そのため経営するのが困難になる可能性があります。
めんどくさいと思っている人も多い
キャッシュレス決済を使用するとなると、新たにカードを作ったり、スマホにアプリを導入しなければいけません。
その手間をめんどくさいと思っている人がいます。
ポイント還元でおトクに買い物できるのにどうしてこのような考えになるのでしょうか。
- 管理が大変
- ポイントに関して知識がない
- 現金の方が楽
これらの考えがあるのではないでしょうか。
①管理が大変
キャッシュレス決済アプリにはWAONや楽天Edyのように先にチャージしておかなければいけないものがあります。
チャージを忘れていると、いざ買い物をしようとしたときに、残高不足でバタバタしてしまいます。
また、色々なお店でキャッシュレス決済で使うためには、複数のキャッシュレス決済アプリを導入しておかなければいけません。
たくさんのアプリを管理するのは大変ですよね。
②ポイントに関して知識がない
キャッシュレス決済で還元されるのはポイントになります。
このポイントを有効に活用できないとおトク感がないですよね。
ポイントを有効に活用するにはそれなりの知識が必要になるので勉強する必要があります。
③現金の方が楽
すでにやり方を知っていて、簡単な現金で支払った方が何も考える必要がなく楽ですね。
管理もお財布にお金を入れておけば大丈夫です。
チャージが必要なキャッシュレス決済アプリでの手間が省けます。
<まとめ>おトクより簡単・楽を選んでします
ポイント還元があるので、現金よりキャッシュレス決済の方が必ずおトクに買い物ができます。
でも、管理の手間を考えると現金の方が、簡単だし楽です。
ポイント還元は少しの苦労で節約ができる良いシステムです。
少しでも興味のある人は積極的に使いましょう。
“マニーハッくん”