家計の節約を考える際、無駄遣いのやり玉にあげられるのがコンビニです。
“ぼく”
節約のためには利用しないこととまでいわれるコンビニですが、立地の関係から利用しないわけにはいかない人も多いでしょう。
今回はコンビニの買わせる戦略を知って、かしこく利用する方法を考えましょう。
目次
コンビニは入りやすく出にくい場所
コンビニは前面がガラス張りで、店内の明かりが外を照らすようになっているため、夜でも明るくなっています。
しかも通りに面して雑誌コーナーやイートインスペースを設けており、他の客が外から見えるので、安心感があります。
待ち合わせや時間つぶし、トイレを借りるだけなど、買い物しなくても気軽に入れる場所のようになっています。
“ぼく”
入ると同時に「いらっしゃいませ」、出るときの「ありがとうございました」などの挨拶は、買い物しないことへの後ろめたさを感じさせます。
そして、実際に買い物にきた客に対して、様々な買わせる工夫をしているのです。
- 値段設定
- 豊富な品ぞろえ
- ついで買い
値段設定
コンビニはスーパーなどと比べると、商品の値段が高く設定されています。
しかしその値段はちょっと高いと感じる程度のものです。
近所にスーパーがない人などは、安い商品を求めてわざわざ遠出するか悩むくらいの値上げ率です。
お金と時間の関係については、以前書きましたので、参考にしてください。
豊富な品ぞろえ
コンビニの主力商品といえば、なんといっても飲食類でしょうが、それ以外にも雑誌や日用品など、様々なものが置いてます。
雑誌に関しては、定期的にどれかの雑誌が食べ物特集をしています。
その雑誌を手に取ることがなくても、食べ物の表紙を目にすることで、飲食類の購入を促進する効果があります。
また日用品については、その場では購入しなくても、必要になったときにコンビニにあると思い出しやすくする効果も期待できます。
ついで買い
コンビニでの無駄遣いで一番大きいのは、ついでに買ってしまうものでしょう。
いろんな種類の商品をきれいに並べておくことで、もう一品と手をのばすように誘導しています。
また、カウンター横にあるホット商品や和菓子なども要注意です。
精算中は気が緩むのか、目に入った商品をつい手にとってしまう人が多いようです。
大事なのは知ること
“ぼく”
コンビニに限らず、スーパーや100円ショップなど、繁盛しているお店にはその店なりの買わせる工夫があります。
それを知ることで、かしこい買い物客になれば、節約にも繋がるでしょう。