“ぼく”
“マニーハッくん”
皆さんはどのような保険に入っていますか?
生命保険や自動車保険、ガン保険など世の中にはたくさんの保険が存在しています。
社会人になった時に、保険会社の営業マンに勧誘されてそのまま入った方や、親が加入していたのをそのまま引き継いだ人がいると思います。
将来のために入っていると思いますが、その保険本当に必要なものなのでしょうか?
日本人の多くの方が保険に加入しています。
<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和元年度>のデータでは、全体で約82%の人が生命保険に加入しています。
ホントに必要な保険なら良いのですが、自分に不必要な保険まで入っていると無駄な出費が増えます。
保険に入ることも大事ですが、無駄な出費を減らし、貯蓄を貯めるのも大事です。
“ぼく”
この記事では、なぜ保険は必要なのか、また保険の役割についてまとめました。
自分に合った保険を見つける参考にしてみてください。
目次
なぜ保険に加入するのか
まず最初に保険とはどうゆうものなのかを考えていきましょう。
偶然に発生する事故(保険事故)によって生じる財産上の損失に備えて、
多数の者が金銭(保険料)を出し合い、
その資金によって事故が発生した者に金銭(保険金)を給付するための制度
簡単に言うと、将来の経済的不安を保険に加入することによって備えることです。
ここで注意しないといけないことがあります。
それは、将来の経済的不安を全て保険で備えようとすることです。
例えば、車で事故を起こした場合、修理費用を補ってくれる車両保険に入るのはもったいないです。
車両保険に加入することで保険料は年間約3万円ほど高くなります。
車の修理費用は数万円~数十万円です。
このぐらいの金額だと車両保険に頼らずとも十分な貯蓄があれば支払うことができるでしょう。
将来の経済的不安に備えて保険に加入しますが、全部に加入する必要はありません。
“ぼく”
つぎに、必要な保険については見ていきましょう。
保険の役割を知り、必要な保険を知ろう
必要な保険とは、
「起きる確率は低いけど、もし起きた場合損失が大きいことに備える保険」です。
例えば、自動車保険の任意保険です。
上記にある車両保険とは異なるので注意してください。
万が一、交通事故を起こしてしまって死傷者が出た場合、損害賠償は数千万~数億円になります。
こんな大金ほとんどの人が払えないですよね。
この時に保険に入っていれば、保険会社が代わりに補償してくれます。
万が一起きた場合、莫大な損失があることに保険をかける必要があります。
任意の自動車保険以外にも、家庭を持っている人なら生命保険に入っている方がいいでしょう。
もし、働いているご両親が事故などで亡くなってしまった場合、残された子供は大変です。
このようなケースも、「もしもの時の損失が大きい」と言えますね。
次のようなケースはどうでしょうか。
- 「低確率で起きるけど、損失も小さい場合」
- 「高確率で起きるけど、損失も大きい場合」
これらを1つ1つ見ていきましょう。
低確率で起きるけど、損失も小さい場合
例えば、手を骨折してしまい仕事を1ヶ月程度休まない場合です。
この場合だと、生活費1ヶ月分の貯蓄があれば生活していけますね。
このようなことに備えて保険に入るのは保険料を無駄に払っていることになります。
しっかり貯蓄があれば、無駄な支出は減らすことができ、将来への不安も減ります。
高確率で起きるけど、損失も大きい場合
このような状況にならないように気を付けましょう。
例えば、普段から暴飲暴食をしていて、肥満体質なっている人がいるとします。
このような人が生命保険に加入すると保険料が健常者より割り増しになります。
不健康な人なので、将来病気になるリスクが高いですからね。
保険料が高くなると、支出が増え、貯蓄が思うよりできなくなり、生活が苦しくなります。
健康な体は無駄な支出を減らしてくれて、仕事もしっかり行えるので資本になります。
危険なことは身も心も金銭面にもリスクがあるので、全力で避けましょう!
<まとめ>「低確率で、高リスクなこと」に保険は必要!
保険は、将来起こる可能性があることに対して、起こりえる確率と損失両方を見てあげる必要があります。
それを次の表にまとめました。
確率 小 | 確率 大 | |
損失 小 | 貯蓄で備える | 貯蓄で備える |
損失 大 | 保険で備える | 近づかないように注意 |
起こる確率が低いけど、起こってしまうと損失が大きい事に対してしっかり保険でカバーしていきましょう。
そうすることで、無駄な保険料を減らせることができるでしょう。
“マニーハッくん”
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