“ぼく”
支出の項目の多さで逆に上手く用途が把握できないことがありますよね。
“マニーハッくん”
今回は支出を簡単に把握する工夫を紹介します!
目次
支出の分類は細かくなくてよかった!
- わずらわしくない
- 3項目に分けて記録していく
①わずらわしくない
簡単な分類で混乱を回避できます。
「食費」「衣類代」「交際費」……などのように分類していくと、項目が多くなり、結果的に全体像がつかめなくなります。
「自分は支出が多いんだろうか?」
「減らすとしたらどこから手をつければいい?」
「そもそも節約は進んでいるんだろうか?」
頭が混乱してきますね。
今回紹介する工夫は支出を「消費」「投資」「浪費」の3項目に分けるだけです。コツも多くいりません。
手間も少なく、次第に自分の支出の全体のイメージがつかめてきます。
全体像をつかみながら計画できますから、わずらわしさがありません。
②3項目に分けて記録していく
実際の手順です。
まずはその日の支出を「消費」「投資」「浪費」に分類して、手当たり次第に記録していきます。
自分が理解出来ていればいいので、厳密である必要性はありません。
これは「消費」かな?と思うならば「消費」に、「浪費」かな?と思うものは「浪費」に分類して記録していきます。
大まかに言って
●「消費」……日常生活で生活を営むために必要な出費
例えば「昼のランチ代」とか「洗顔クリーム」のような日常生活で必要な出費です。
●「投資」……自分の将来や仕事の利益を見込んで行う支出
将来を見越しての「経営理論のイロハ」という書物など、自分に投資していると思える出費です。
●「浪費」……普段の生活の娯楽など、生活費でもなく投資でもない出費
昼休みに買った「週刊誌」とか、帰って食べる「たこ焼き代」みたいなものです。
この3種類に分類して、出費を記録し、普段の自分の出費のパターンを把握します。
ここで自分に見栄をはらないようにしましょう。
「浪費」などは特に「これを我慢できなければ将来の資本は出来ない」と意気込み、遊びは「缶コーヒー1日一本」とか目標を立ててしまうかもしれません。
しかし、無理な我慢ではいずれ嫌になり、続かなくなり、「節約どころか家計簿なんてやめよう」と投げ出してしまいかねません。
それでは努力しようという気持ちが無駄になりますから、「続くことを考えた家計の計画」を心がけましょう。
また、これはわかりやすく説明している一例なので、使い勝手が良い自分の工夫があれば、自分のアレンジにしてかまいません。
“マニーハッくん”
計画性を持ちお金を使う習慣をマスターしよう!
イメージがつかめてくると、自ずと自分の計画や工夫が出てきます。
さすがに「浪費」が全体の半分だったならば少し改善したいという課題が出てきます。
問題と課題が見えたならばとても良い傾向です。一番手に負えないのは「自分でも自覚出来ずに使っていて貯まらない・苦しくなる」でしょう。
自分の課題が見えてきたら「ああすればどうだ?」「こうできるじゃないか」という希望も出てきます。
「月飲み物にこれだけの額がかかっている」「しかし一日二本ぐらい抑えても苦しくないんじゃないか?」このようになればそれが計画性が出たということです。
イメージとしては全体の把握から「月々の貯蓄に回せる分」をねん出したいですね。
「貯蓄」出来るぐらいの生活が「自分がプラスの景況感を持って暮せるイメージ」になります。
無茶な節約は控えつつ、自分の支出のパターンの把握から「計画で来ている生活」を目指しましょう。
無理なく理解して全体をつかみ、無理なく計画を立てる