【株式投資】損出しで得しよう!

株式投資をしていれば、利益が出ることもあれば、損失が出ることもありますよね。

もし利益が出ていて、その他保有銘柄で損失の出ている銘柄があれば、節税ができる可能性があります。

 

今回は、株式投資における節税の手法である、「損出し」をご紹介します。

うまく活用することで、投資成績を向上させられる可能性がありますので、ぜひご一読ください!

 

損出しとは?

損出しとは、損失の出ている株式を売却し、損失を確定させることです。

損失を確定させることで、すでに確定した配当金、株式の売却益にかかる税金を取り戻すことができます。

 

損出しの方法

具体的な方法としては、以下の手順となります

  1. まず損失が出ている株式を売却します。
  2. そして、翌日その株式を買い戻します。(そのまま手放したい株式であれば、必ずしも買い戻しをする必要はありません。)

 

上記手順により、同じ株式を同単元保有しているにもかかわらず、損失が確定します。

株式等では確定した利益に課税がされるので、損失で利益を相殺することで、利益を圧縮することができるのです。

そうすると、減少した利益の約20%の金額分の税金を取り戻すことができます。

MEMO

株式で得た利益については、20.315%の税金がかかります。

 

損出しのメリット

たとえば、100万円の株式をあなたが購入したとします。

その後、株価は上昇し120万円になったところで売却しました。

この場合、20万円の利益が確定したので税金が約4万円分かかります。

 

しかし、もしその他保有の銘柄で20万円の損失が出ていた場合、その銘柄を一度売却すれば、20万円の損失を出すことができますよね。

そうすると利益分と損失分を相殺することができ、損出しをしない場合と比べ、あなたは約4万円分得をしたことになります。

“ぼく”

意外と多くの税金を取り戻せるんだね〜

 

こういった手法は、知っているか知っていないかだけで投資のパフォーマンスに影響します。

損出しだけではなく、株式投資について、様々手法勉強することでパフォーマンスの向上が期待できます。

 

損出しの注意点

ここまで見てきたように、とてもオトクな損出しですが、いくつか注意点もあります。

 

同一営業日で買い戻さない

損出しを行うためには、売却した翌営業日以降に買い戻す必要があります。

なぜなら、同一営業日に買い戻すと、取得単価が平均化されてしまい損失計上がうまくいかなくなってしまうからです。

 

また、同一営業日で買戻しができないため、買い戻す際に値上がりしているというリスクも発生します。

株式市場が荒れる時期を避けるなど、タイミングをみて実行するようにしましょう。

 

12月最終営業日の3営業日前までに約定が必要

損出しは、基本的に同一年度の利益と損失を相殺します。

そのため、株式の受け渡しが翌年度扱いになってしまうと、うまく損失を計上できなくなります。

 

株式の利益、損失は、日本の税法上受渡日に計上されます。

受渡日は通常、約定日から3営業日となります。

そのため、12月の最終営業日の3営業前までの約定が必要となります。

 

損出しは、年末ギリギリではなく、余裕をもって実施することをおすすめします。

“マニーハッくん”

タイミングを考えて損出ししよう!

 

NISAとiDeCoは損出しに適さない

NISA口座とiDeCo口座では、損出しをするデメリットが大きいです。

まず、NISA口座で損失はNISA口座での利益以外と相殺することができません。

注意

さらに、NISA口座で損出しをしようとすると、貴重な非課税投資枠を使ってしまうことになります。

 

iDeCo口座でも上記と同様です。

NISA口座、iDeCo口座で運用している資産については、損出しに使わないほうが良いでしょう。

 

まとめ

株式投資における損出しについて紹介してきましたが、いかがでしたしょうか?

損出しをうまく活用するこができれば、投資パフォーマンスの向上が見込めます。

 

もし、損失が出ている株式を保有している方は、ぜひチャレンジしてみてください!