“ぼく”
“マニーハッくん”
持株会は、従業員の毎月の給与から一定額を天引きし、自社の株を共同で購入します。
従業員は拠出額に応じて配当金をもらうことができ、それを再投資することで
複利の効果で高い利回りが期待できます。
持株会に加入するか迷っている人はぜひ読んでみてください!
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目次
【何なの?】そもそも持株会とは
そもそも持株会とは
持株会とは持株制度によって株式を取得する組織のことです。
株式の取得は従業員の毎月の拠出金を合計して共同で購入します。
持株会には下記のように種類が沢山あります。
- 従業員持株会
- 役員持株会
- 取引先持株会
- 拡大従業員持株会
今回は難しい話は置いといて、従業員持株会についてわかりやすく解説します。
【知っておくと得】持株会に加入するメリット
主なメリットは下記の4つです。
- 会社から毎月奨励金が出る
- 配当金がもらえる
- 少額から株を購入できる
- 仕事へのモチベーションが上がる
- キャピタルゲインを得ることができる
順番に解説していきます。
1.会社から毎月奨励金が出る
奨励金の額は会社によって違いますが、だいたい月の天引き額の5%~30%がもらえます。
ある従業員の持株会への拠出額が1万円として奨励金が10%だとすると
10000 ✕ 0.1 = 1000
この場合は毎月奨励金として1000円がもらえるということになります。
基本的には 10000円(従業員の拠出額) + 1000円(奨励金) = 11000円
といった形で持株会へ拠出されます。
2.配当金がもらえる
持株会で株を購入すると配当金をもらうことができ、
これは再投資されることが一般的です。
そのため複利の効果で利益を順当に増やすことが可能です。
“ぼく”
一般的に配当利回りはは2%前後です。
会社によって違うのでよく確認しておきましょう。
3.少額から株を購入できる
通常は株式の購入は100株からなどと単元(取引最小単位)というものが決められていますが、
持株会は従業員から拠出された金額を使い共同で購入することになるので
少ない金額からでも株を購入することができます。
4.仕事へのモチベーションが上がる
会社が持株制度を作る理由もこれによるところが大きいです。
自分の会社の株が上がれば、利益は大きくなリます。
そのため仕事で結果を出し、株価上昇に貢献したいといったようなマインドになる人は多いはずです。
自分の仕事もやりようによっては株価に良い影響を与えることができると考えれば、
仕事へのモチベーションが上がり、良い循環が期待できます。
5.キャピタルゲインを得ることができる
“ぼく”
株式を購入するので当然、株価が上昇すれば買値との差額分の利益が生まれます。
長期的に株価が上がっていけばその分、利益も大きくなります。
これは他の積立サービスとの大きな違いですね!
【注意点】持株会に加入するデメリット
持株会に加入するデメリットとして主な2つを下記にあげます。
- 株式のため変動リスクがある
- 売却は単元(取引最小単位)から
1.株式のため変動リスクがある
“ぼく”
メリットとしてキャピタルゲインが得られることを挙げましたが、
反対に株価が下落してしまった場合は損をしてしまうという可能性もあります。
長期的に見たとき上がるのか下がるのか
慎重に検討する必要があります。
2.売却は単元(取引最小単位)から
株の購入時は0.1株といったように単元を無視することができましたが、
売却は単元単位で行わなければなりません。
例えば単元が100株の場合、保有株が100未満だと
売却することができないようになっています。
まとめ
重要ポイントを下記にまとめます。
- 持株会は持株制度によって株式を取得する組織のこと
- 奨励金がもらえる
- 配当金で再投資
- 少額からはじめられる
- 株価の変動リスがある
- 売却は単元(取引最小単位)
以上、持株会の解説でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!