“ぼく”
健康に気を付けたいと考えたときに、食事の見直しを考える方は多いかと思います。
ただ、実際に何をどのように気を付けたらいいのか、いまいち掴めないのではないでしょうか。
“マニーハッくん”
まずは基本的な食生活を見直して、健康を目指しましょう。
目次
健康になるためには食事から
「身体は食事で作られる」という言葉は、当たり前だけれども忘れがちな言葉です。
忙しい毎日の中で、コンビニで軽くご飯を済ませたり、ファストフードにお世話になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろんその全てが悪いのではなく、バランスを整えることが大切です。
- 3食食べる
- 必要な栄養素を摂る
- 素材の味を活かす
- 食べる時間も要チェック
この4点をしっかりと理解して、忙しい毎日を健康に乗り切りましょう!
3食食べる
忙しい現代社会では、3食食べることができない人も多いといわれています。
しかし実は、3食ご飯を食べるメリットはたくさんあるのをご存知でしょうか。
- 適度な血糖値を保つことで、余分に脂肪を蓄える働きを抑える
- 朝から腸を動かすことで身体が目覚め、活動的に過ごすことができる
- 規則正しく食事をすることで自律神経が整う
- 適度な空腹で食べすぎを防止する
朝ご飯を食べる習慣がない方は、おにぎりと野菜ジュース/パンと牛乳など、簡単な食事から意識してみましょう。
そして忙しくてもお昼と夜にもきちんと食事をすることが大切です。
必要な栄養素を摂る
健康を意識した食生活で大切なことは、栄養バランスです。
- 身体を動かすエネルギーになる「炭水化物」
- 身体をつくる「たんぱく質・脂質」
- 身体を整える「ビタミン・ミネラル」
具体的な目安量の参考は、厚生労働省、農林水産省の「食事バランスガイド」です。
一日に必要なエネルギー量が2000kcal±200kcalの場合
- 主食:5~7つ
- 副菜:5~6つ
- 主菜:3~5つ
- 牛乳、乳製品:2つ
- 果物:2つ
これを1日(朝3:昼4:夜3)で分けることを推奨しています。
まずは毎回の食事で上記の内容を意識的にとるように心掛けると負担が少なく実践できます。
素材の味を活かす
ついつい濃い味付けにして食事をしてしまうことはありませんか?
濃い味付けは満足感を得やすいため、無意識に味を濃くしてしまう方もいらっしゃいます。
塩分をとりすぎると浮腫みに繋がり栄養がうまく全身に回らなくなるだけでなく、そのままにすると高血圧や骨粗しょう症、胃がんに繋がるといわれています。
“マニーハッくん”
自分で味付けをするときには出汁の味を上手く使い、濃くしすぎないように気を付けましょう。
食べる時間も要チェック
日々の生活の中で、どうしても食事の時間が乱れてしまうことはあるかと思います。
たまにならいいかもしれませんが、毎日となると気づかないうちに身体に負担をかけている可能性があります。
“マニーハッくん”
寝ている間に内臓がはたらき、休むことができないまま翌日を迎えることを防ぐためです。
朝起きたときになんとなく身体がだるい、重いと感じる原因のひとつは、食生活にあるといわれています。
寝る時間から逆算して、3~4時間前には食事を済ませておくことが理想的です。
食事の見直しは生活習慣の見直しに
健康を考えて食生活を見直すということは、自分自身の生活習慣を見直すことに繋がります。
今すぐに改善ができなかったとしても、意識して過ごすかどうかで健康を左右するといっても過言ではありません。
人生100年時代といわれている現代だからこそ、未来を考えた健康的な食生活を意識してみましょう。