“ぼく”
100円ショップなどで売っている500円玉貯金箱は、手軽にはじめられて人気のある貯金方法です。
重さがあるため「貯まっている」という実感も湧きやすく、10万円や30万円などの目標額まで貯めると達成感があり、一度はやってみた人も多いのではないでしょうか。
しかし失敗している人も多く、途中でやめてしまった人、何度も挑戦しているけれど貯まらない人もいます。
今回は500円玉貯金のポイントを紹介してみましょう。
目次
郵便局で両替?500円玉貯金が失敗する理由
まず、一日一枚500円玉を貯金すると、いくらになるのか確認しておきましょう。一年を365日とすると、約18万円になります。
また、1年で10万円貯めると計画した場合、1ヶ月で8千円以上貯める計算になります。
500円玉貯金の場合、手元にあるお金を貯金していくので、生活費からこの分を差し引くことになります。そう考えると、かなり大きな額ではないでしょうか。
なにも考えずに毎日一枚500円玉を入れていったら、月末にはお金がなくなった・・・という失敗もよくあるパターンなのです。
また余裕がなくなってくると「やらない理由」を探してしまうのが人間というものです。
「貯めても郵便局で両替しなきゃいけないし…」とか「だったら普通に使ったほうが良いんじゃ…」とか。
私も何度も考えました。笑
“ぼく”
効果的に500円玉を貯金するコツ
では、はじめての人や達成したことのない人でもできる、500円玉貯金の方法を考えてみましょう。
- 長期計画を立てる
- なるべく意識から追い出す
長期計画を立てる
先に話したとおり、1年間で10万円貯めるには、1ヶ月8千円以上貯める必要があります。
しかし、計画を2年、3年・・・と伸ばしていくと、それだけ毎月の貯金額は少なくなります。
生活費の余剰分を貯金する、と考えた場合、1ヶ月1,500円~2,000円位が妥当ではないでしょうか。
これだと5,6年で達成できることになります。
なるべく意識から追い出す
家の中に貯金がある、と考えると、困ったとき貯金箱からお金を引き出してしまうことになります。
貯金額が目標に達するまでは、お金を入れる時以外は見えない場所に置き、その貯金箱を忘れてしまうようにしましょう。
特に注意したいのが、手に持たないこと。
数万円の貯金箱のズシリとした重さを感じると、なかなか意識から追いだすのが難しくなります。
500円玉貯金の本当の価値
“ぼく”
実際にやってみると、500円玉貯金は思ったほどお金が貯まるわけではありません。
また、貯まったお金を両替しようと郵便局や銀行に持っていくと、手数料を取られるなど、デメリットもあります。
それでも浪費家の人などが、貯金体質に変わるためにはやる価値があると思います。
毎月ちょっとづつでも貯金ができるようになることが、浪費家からの脱出につながりますよ。