【節約のために】おいしい水道水を飲もう

家計の節約を考えたとき、簡単にできることのひとつに飲料水の見直しがあります。

地域によって違いますが、水道水の料金は200円~300円。これは1000L(リットル)当たりの値段なので、500mLのペットボトルで2000本がこの値段ということになります。

コンビニで売っているミネラルウォーターが500mL1本で100円以上と考えると、かなり安いですよね。

“ぼく”

でも、水道水っておいしいの?

今の日本では、水道水はおいしくないという認識が一般的になっています。だけど本当にそうでしょうか?

ペットボトルのミネラルウォーターやウォーターサーバーの広告が製品の味の良さを語るために、水道水の味が落ちるような印象を与えてしまっている気がします。

今回の記事で詳しくみていきましょう。

美味しい水とはどんな水か

各地域の水道局を統括する厚生労働省では、おいしい水とはどんな水かを研究しています。

そして、人が水をおいしいと感じる要素の7項目を発表しています。

おいしい水の要素
  • 水温:20℃以下
  • 残留塩素:0.4mg/L以下
  • 硬度:10-100mg/L
  • 蒸発残留物:30-200mg/L
  • 遊離炭酸:3-30mg/L
  • 渋み:3mg/L以下
  • におい:3以下
実は水がおいしいと感じる一番の要因は水温にあります。

36℃の体温を持つ人間が、15℃以下の冷たい水を飲んで”おいしい”と感じるのは、生理的なものであり、おいしさの大半がこの感覚にあるといわれています。

その他の要件は、普通の水との違和感を感じさせるものであり、不快感を覚えると”おいしくない”と感じるものなのです。

特に残留塩素は水道水に必ず含まれるものであり、カルキ臭の原因にもなるため、水道水をおいしくないという際のやり玉に挙げられます。

これについて詳しくみていきましょう。

水道水がおいしくない原因
  1. 残留塩素
  2. 塩素は消えやすい

残留塩素

残留塩素というのは、浄水場で注入した塩素のことです。

塩素というのは一般的に使われている滅菌剤であり、家庭にある洗剤にも含まれています。

水道では法律によって必ず塩素を注入することが決められており、家庭の蛇口から出る水から1L当たり0.1mg/L以上の残留塩素が含まれていなければならないとされています。

残留塩素があるおかげで水道水は配管の中で水が腐ることを防いでいます。

“ぼく”

そんな滅菌剤なんて飲んでも大丈夫なの?

実は塩素は人間には必須のミネラルのひとつです。

自然界にも大量に存在し、河川や地下水にも含まれています。当然ウォーターサーバーやペットボトルの水にも、自然由来の塩素が含まれています。

“マニーハッくん”

人が一番多く摂取しているのは”塩素”の名前のとおり、食塩だよ!

水道水の残留塩素は食事で取る塩よりずっと少ない量なので問題になることはありません。

塩素は消えやすい

実は水分中の塩素は消えやすい物質です。

浄水場で注入された水道水の塩素は、時間が経つにつれてなくなっていきます。

そのため、浄水場から近い場所では残留塩素が高く遠い場所では低く出る傾向にあります。

特に水温の上昇や日光を浴びると分解されやすく、季節や気候の変化、日中と深夜などで残留塩素はかなり変化します。

どうしても塩素が入った水に抵抗がある方は、一度温めた“湯冷ましの水”を飲むのをおすすめします。

注意
塩素の抜けた水は長時間経つと細菌が繁殖するので、湯冷ましの水は大量に作るのではなく、少量ずつ作って飲むようにしましょう。

ダメなら浄水器を試してみるのもあり

ここまでで水道水自体に問題がないことを説明してきました。

“ぼく”

でも、家の水道は変なにおいがするし、おいしくない・・・

水道水がおいしくないと感じるのなら、配管が問題なのかもしれません。

地域の水道配管は、水道局によって計画的に取り替えられています。しかし、建物の配管は交換が難しいものです。

築年数の古いアパートやマンションに暮らしている方は、古い水道配管から味やにおいがうつっている可能性があります。

もしも自宅の水道水がおいしくないという人は、浄水器を利用するのがおすすめです。

最近は安くて性能のいい浄水器があるので、一度試してみてはいかがでしょうか。