“ぼく”
最近様々なところで目にするようになった「節税」。
「個人事業主や社長にしか関係ないことでしょ?」と思っていたら既に損しているかもしれません。
実際に何をすると節税になるのか、そもそもメリットはあるのか、あまり知られていないのも実態です。
“マニーハッくん”
この記事を読んで節税を知り、自分で取り入れることができるかどうか考えてみるきっかけにしていただければと思います。
目次
控除・節税の仕組み
「節税」とは言葉の通り、徴収される税額を節約することを指します。
あくまで税金が「現金で返ってくる」ということではありません。
方法は様々あるのですが、ポイントとしては「初期投資額がある」ということです。
“マニーハッくん”
負担している金額が多い方には、その分税額負担を減らすという仕組みとなっています。
- 色々な種類がある「控除」
- CMでおなじみ「ふるさと納税」
- 老後のことまで「個人型確定拠出年金iDeCo」
聞いたことがある項目もあるかもしれませんね。
早速ひとつずつ確認しましょう。
色々な種類がある「控除」
代表的な控除といえば、「扶養控除」です。
配偶者や子どもを扶養に入れることで、「生計が独立ではなく養っている立場の人」ということを申請することを意味します。
“マニーハッくん”
このほかにも、様々な控除の種類があります。
当てはまる方は詳しく調べてみると、控除対象となっているかもしれません。
- 住居をローンで購入した方が受けることができる「住宅ローン控除」
- 1年間の医療費が10万円を超えたときに申請できる「高額医療費控除」
- 生命保険や介護医療保険料に加入している方が対象の「生命保険控除」
CMでおなじみ「ふるさと納税」
ふるさと納税という言葉は近年広く知れ渡っている言葉となっています。
これは「寄付金控除」という控除を利用した制度で、地方自治体への寄付で節税をする方法のひとつです。
“マニーハッくん”
特産品の食べ物が返ってくるものや、その地域で有名な家電などで返ってくる場合もあります。
納める税額によっても返礼品は変わるので、自分が欲しいものを返礼品として挙げている自治体へ納税すると一石二鳥ですね。
老後のことまで「個人型確定拠出年金iDeCo」
定年後の年金についての不安を解消するために作られたのが個人型確定拠出年金です。
積み立てたお金を運用し、定年後に運用した結果の金額を受け取ることができるタイプです。
掛け金が全額所得控除対象
毎月の掛け金はすべて所得控除対象となるため、毎年所得税と住民税が控除されます。
分配金などの運用利益が非課税
投資信託などで運用した際に発生した利益は課税対象となっていますが、個人型確定拠出年金で運用した際に発生した利益は全額非課税となっています。
運用で発生した利益はそのまま全額自分の利益として受け取ることができるのは、大きなメリットです。
受け取る際は一定額まで非課税
60歳になったときに積み立てた資金を受け取る際には、「年金受取」「一時受取」が選べ、どちらも「年金控除」「退職所得控除」を使用できるように決められています。
“マニーハッくん”
様々な金融機関で紹介しているので、興味があればまずは相談に行ってみよう!
使える所得を増やそう
節税をすることで、収入が増えなくても手元に入るお金は増えます。
ある控除すべてに手を広げるのではなく、まずは自分が必要なところ、当てはまるところから年末調整や確定申告で申請しましょう。
知らないうちに損していた・・・ということがないように、上手く使ってくださいね。