“ぼく”
みなさんは何回も歯医者に行ったことありますよね。
一番通うのが面倒なのが「根の治療」と「歯周病の治療」だと思います。
痛みを感じないし、同じ治療を何回もやる必要があるのか?と疑問に思う人はたくさんいるはずです。
今回は「歯周病の改善と虫歯をできづらくして、歯医者さんに行く回数を減らそう」というお話をします。
“マニーハッくん”
目次
歯のお手入れって何をするの?
お手入れって聞くとまず歯ブラシを思い浮かべますよね。
私たちは毎日歯磨きをしていると思います。
では歯ブラシ以外に何がポイントなのかを3つ、お伝えします!
- フッ素入りの歯磨き剤を使う
- フロス(糸ようじ)を使う
- 正しいブラッシング方法で歯ブラシをする
では1つずつみていきましょう。
①フッ素入りの歯磨き剤を使う
“ぼく”
お子さんを歯医者に連れて行くと聞く機会が多いですよね。
最近ではCMでもよく聞きます。
フッ素とは歯のエナメル質を強くする効果と,虫歯の原因菌が酸を出すのを抑えるという虫歯予防の作用があります。
ということは、フッ素を使うと歯が強くなり虫歯予防に繋がるのです!
市販の歯磨き剤にもたくさん「フッ化物配合」や「フッ素配合」などと記載されています。
積極的にフッ素入りの歯磨き剤を使いましょう。
最近では高濃度フッ素1450ppmというのも出ています。
歯磨き剤の箱に書いてあるので、できれば高濃度の歯磨き剤を選びましょう!
“マニーハッくん”
②フロス(糸ようじ)を使う
フロス(糸ようじ)は知っている人は多いと思いますが、実際に使っている人って少ないですよね。
何のために使うかというと、歯の間の汚れ(プラーク)を落とすためです。
プラークは歯周病の原因の1つと言われています。
プラークを残した状態で2日経つと石灰化が始まり、2週間ほどで歯石という硬い石に変わります。
この歯石というのは歯医者の専用器具じゃないと落ちません。
歯ブラシでは歯と歯の間を磨くことはできないので歯石が増え、歯周病が進んでしまうのです。
フロス(糸ようじ)で歯の間のプラークを落としましょう。
“マニーハッくん”
③正しいブラッシング方法で歯ブラシをする
正しいブラッシング方法を知っている人って少ないのではないでしょうか。
代表的なブラッシング方法は4つあります。
- スクラッピング法
- ローリング法
- フォーンズ法
- バス法
“ぼく”
聞いたこともあんまりないし、よく分からないですよね!
全部を知る必要はありません。
一般的に教わる、スクラッピング法とバス法という方法でブラッシングしてみてください。
- スクラッピング法・・・毛先は歯の面に対して垂直に当てます。小刻みに上下に動かしながら、歯一本ずつ横に移動していきます。
- バス法・・・毛先は歯の面に対して45度に、毛先が歯茎に接するように当てます。小刻みに上下に動かしながら、歯一本ずつ横に移動していきます。
力を入れすぎず、優しく動かしてください。
前歯の裏側は歯ブラシを縦に持って掻き出すように磨いてみてくださいね。
“マニーハッくん”
お手入れを頑張ると歯医者に行く回数がへる!
“ぼく”
これまでに伝えたポイントを3つやったからと言って、歯医者に行かなくていいわけではありません。
人それぞれ磨き方にもクセがあるので、磨き残しが必ずあります。
きちんと歯医者に行って口の中を清潔にしてもらいましょう。
コツコツとお手入れを頑張ることで、歯医者に行く回数は激減し、治療費も減ります!
“マニーハッくん”
「定期的に歯医者に行った方がいいワケ」をまとめた記事もありますので、読んでみてください!